26日の早朝にiOS12のパブリックベータ版が公開されました。誰でもインストールして体験することができます。パブリックベータ版とは開発中に試用してもらうことで、問題点やバグなどを利用者からフィードバックしてもらい、正式公開に向けて改変していくというものです。なので、サポート外であると同時に、バグが起きても何も文句が言えません。逆にバグがでる可能性は高いということ。開発中ですから。

注意しておきたいのは、基本的に一度インストールすると元のOSに戻すことができないということ。プロファイルが書き換えられてもとのプロファイルをインストールし直すのには技術がいります。基本的には元に戻せないと思ったほうがいいです。
今回のiOS12は今までのiOSのアップデートとは違って、大きく変わった点はあまり見受けられません。なので、そんなにバグはでないと個人的には思います。ただ、アプリのOSへの依存と影響はPCでもスマホでも同じで、大きく影響します。動かないアプリが多く出るかもしれません。メイン機での試用は避けたほうがいいと思います。
アップデートの方法
1.Safariから「Apple Bata Software Programu」へアクセス。
2.「登録」もしくは「サインイン」。
3.Apple ID確認コードを入力。
4.「お使いのiOSデバイスを登録」をタップ。
5.「プロファイルをダウンロード」をタップ。「許可」。
6.「インストール」→iPhoneのパスコードを入力。
7.再起動が促されるので、再起動。
8.再起動後、設定アプリから「一般」→「ソフトウェアアップデート」をタップ。
9.あとは指示に沿って進めればアップデート完了。
時間として30分くらいで完了します。
iOS12は秋に登場する新型iPhoneに搭載されます。それまでにVerUPを繰り返しながら製品化に向けて改変されていきます。
新しい機能
・パフォーマンスの向上。iOS11に比べてすべての速度が速くなるようです。
・一度に32人同時のFaceTime通話が可能。
・ミー文字。オリジナルのアニ文字が作成できます。
・新しいアニ文字。4つ(コアラ、トラ、ゴースト、ティラノサウルス)追加。
・カメラエフェクト。メッセージやFaceTimeでさらに個性的なやりとりが可能。
・ARKit2.よりリアルはAR機能。
・スクリーンタイム。デバイスの履歴が記録。起動時間や使ったアプリの時間など。
・通知機能の管理が可能に。
・おやすみモード。自動的に。
・写真共有機能。「For You」タブ。フォトライブラリのシェア。
・写真検索機能強化。
・Siriショートカット。Siriが他社製アプリと連動し最適な提案を。
・プライバシー強化。
・その他標準アプリの強化。
iPhoneは5sからが対応です。WWDCはデバイスの発表が全くなかったので、秋の新製品発表会に期待です。新しいiPhoneは毎年のように確実に発表されます。
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