今日から3日間、社内でフランクリン・コヴィーの「7つの習慣」の研修が始まりました。受講者は私を含めて15名。
このフランクリン・コヴィーの「7つの習慣」、書籍にもなっていて昔からとても有名な考え方とされています。今回のように企業における研修として広く取り入れられていて、多くの企業で採用されています。
どんな考え方かというと、簡単に言えば「世界的に有名な成功者にも必ず共通点がある」「成功者に共通する項目は7つの習慣として捉えることができ、その習慣を身につけることで自分自信を成功に導く」「その力を身につけて実践する」です。


パラダイムと効果性の原則
パラダイム=ものの見方や考え方。効果性=思い通りの結果が継続して得られる。
この原則はSEEーDOーGETサイクルによって繰り返される。SEE(パラダイム)によってDO(プラクティス)され、GET(結果)が得られる。良い結果でなかった場合、パラダイムを変えることをする。これをパラダイムシフトと呼ぶ。
効果的な人生を送るには、私的成功と公的成功の両方を達成しなければならない。
私的成功は第1の習慣、第2の習慣、第3の習慣によって形成され、「依存」から「自立」へと成長させる。公的成功は第4の習慣、第5の習慣、第6の習慣によって形成され、「自立」から「相互依存」へと成長させる。

第1の習慣:主体的である
一時停止して原則と望む結果に基づいて反応する。
反応的ではなく主体的に。人は感情によって反応をしがちです。いっときの感情で行動するのではなく、一時停止して人間だけに与えれらた4つの能力「自覚」「想像」「良心」「意思」を使って、より良い反応ができるようにしておく。
緊迫する状況であっても一時停止して、主体的な反応を選択する。
主体的な言葉を使う
反応的な言葉ではなく主体的な言葉に言い換えてみる。「できません」→「できます」「私のせいではありません」→「申し訳ありません」「〜しなければならない」→「〜することにします」「できることはない」→「できることはあるはず」
後ろ向きに答えるのではなく、前向きに捉えて答えるということです。
影響の輪にフォーカスする
影響の輪の外側に関心の輪がある。関心の輪=気がかりだが自分ではコントロールできないこと。影響の輪=自分自身が直接影響できること。
まずは影響の輪を広げる。影響の輪に対して時間とエネルギーを使う。関心の輪には時間と労力をかけない。そうすることで自然に影響の輪は広がっていく。

流れを変える人になる
過去のネガティブなパターンを自分で断ち切って、将来のポジティブなパターンに変える。悪い流れを良い流れに変える。
主体的な行動で周囲を助け、効果的な行動パターンをもたらす。自分自身が流れを変える人になる。
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
結果を明確にしてから行動する
行動する前に望む結果を明確にする=知的創造(第一の創造)
望む結果に向かって効果的に努力する=物的創造(第二の創造)
1日を始める前に、重要な会議の前に、会話の前に、SNSに投稿する前に・・行動をする前に自分が思い描く結果を明確にして描いてみる。
目的地がはっきりしていれば、現在いる位置がわかり、正しい方向に進むことができる。
個人のミッション・ステートメントを書き、それに従って生きる
ミッション・ステートメント=思い描く人生設計。自分の将来を他の人や状況に作らせるのではなく、自分で創造する。要は流されないということ。
自分の人生に思い描く終わりを考える。将来のビジョンは?遺したい貢献は?長期的に取り組むべきことは何?
自分自身に変えることがない、変えることができない芯となるものを持つ。あらゆる変化や状況に左右されないものを中心に作り、持っておく。
ーまとめー
1日目の研修は第2の習慣までを学びました。
「依存」から「自立」への土台となる部分です。人は感情に流されやすく、状況に影響されやすいです。
反応的ではなく主体的に物事を捉え、考え、行動することから始めます。自分の望む結果やゴールを思い描き、主体的に行動していくことでそれに近づくことができるということです。
次は「自立」への習慣3つ目である第3の習慣と、相互依存への第一歩第4の習慣です。
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