最近よく耳にするようになった、プレミアムフライデー。何となく意味はわかってますが、うちの会社ではまだまだ関係がないので、あまり詳しくは知りません。
今日、仕事で外回り中にふとイオンモールに寄ってみたら、ブラックフライデーと大体的に宣伝してました。ん?プレミアムフライデーじゃなくて?
初めて聞く言葉だったので、この2つについて調べてみました。
プレミアムフライデーとは
2017年2月24日から実施されました。
国(経済産業省)と経団連(経済団体連合会)が提唱・推進する施策で、毎月末金曜日に普段よりもプレミアムな生活を推奨するとして、いわゆる個人消費を喚起して経済を活性化させる目的で実施されることになりました。
具体的には15時に仕事を終えて退社することを推奨しており、働き方改革の一環としても考えられています。
ただ、実際に導入している企業はわずか3.4パーセントと低く、その恩恵を受けている会社員は、大企業に務める富裕層のみというのが現状です。

メリットとデメリット
プレミアムフライデーのもたらすメリットとしては、消費行動の活性化と余暇の充実です。
ただし、ごく一部の人しか実施できていない現状からすると、あまり効果はでていない気がします。
また消費行動が活性化すると、逆にサービス業などにおいては人手不足、それに伴う人件費の圧迫といった問題もでてきています。サービス業従事者においては、しわ寄せを受ける形となり、余暇の時間の減少、消費行動の減少を逆に生みます。
国も経団連も単純に考えてすぐに施策として打ち出すのではなく、その裏で生まれる影響やデメリットなどもしっかり考慮して対策する必要があると思います。
その結果、中途半端な感じになってしまっている今の現状があるような気がします。
15時にすべての会社において仕事を終えるなんて、はっきり言って不可能です。
それは逆に経済の鈍化を生むかもしれません。
ブラックフライデーとは
こちらは国や経団連が実施する施策ではありません。
アメリカが発祥で、1975年ごろからアメリカで広まった言葉です。
11月の第4金曜日のことをブラッックフライデーと呼ぶそうです。
アメリカは「感謝祭」(祝日)の翌日にあたり、その中日も休みとする企業が多いことから、その日になりました。
もともとはアメリカフィラデルフィアの警察が人が買い物で道路が混んだり、それによって仕事が増えることから皮肉ってブラックフライデーと呼び出したのがきかっけらしいです。
経済が活性化されて消費行動が促されることで、小売業者が黒字になるという、良い意味で捉えらえることから、黒字化にちなんでブラックフライデーと呼ばれるようになったともあります。
こちらは1年に1回の話で、毎月ということではありません。
なので、今まさに24日(金)の1日だけに向けての言葉ということになります。

メリットとデメリット
こちらはプレミアムフライデーに比べれば、格段に認識度が落ちます。
知らない方も多いのではないでしょうか。
ただ、昨年頃からこのブラックフライデーを売り上げ拡大の施策として、大体的にアピールする企業が増えて来ました。
メリットは、プレミアムフライデーと同じく、消費行動の喚起による経済の活性化です。デメリットも同じでメリットを受ける方の裏ではデメリットを被る方もいらっしゃるということになります。
まだまだ認知度が低いことと、年に1回のことなので、影響力はさほどあるわけではありません。ただ、浸透してくればまた違ってくるのかもしれません。
うまく活用してメリットを享受しましょう ーまとめー
プレミアムフライデーもブラックフライデーも意味合いとしては似通っています。
せっかくなら、これに賢く便乗してうまくそのメリットを享受しましょう。
少なくとも、その日はセールが行われます。普段よりもお得に商品を購入できることは間違いありません。
欲しいものをその日にターゲットを合わせて購入することで安く手に入れられる可能性があります。より多くの人がそうすることで、その効果は大きくなり、さらに定着してくるかもしれません。
メリットが大きくなれば、その裏でデメリットも大きくなることを忘れずに。
その釣り合いがうまく取れた時こそ、意味合いは増してやることの効果が現れます。
サービス業の方にとってしてみれば辛いかもしれませんが、売り上げが拡大すれば、社員に還元されるものも大きくなります。時給があがったり、特別手当がでたり・・。
うまく活用して、賢く買い物をしましょう。
コメントを残す