冬支度をそろそろ始める時期になりました。
我が家でも先日こたつ布団を持ってきました。1年中実家の押入れに入れっぱなしだったので、やっぱりダニが気になります。
今週末には冬布団と毛布を用意しようかと思ってますが、ダニ退治どうしてますか?

ダニがもたらす害
布団はダニが潜みやすい要素がいっぱいです。
ダニは湿度が高く、湿気がこもりやすい場所を好みます。
とくに布団などの寝具はダニにとっては最適な環境なのです。
また寝具だけではなく、畳や床、引き出しの服などにも発生します。
ダニはアレルギーを引き起こします。ダニの死骸や糞などは呼吸器系から体内に入りやすく、アレルギー性鼻炎や喘息、皮膚炎などの原因になります。
また刺されることで、かゆみをともなった湿疹ができ、さらに痒さでかきむしることで皮膚を傷つけて皮膚炎になることもあります。
ダニ退治の方法
布団のダニを退治するために、よく天日干しすることを思いつく方が多いと思います。結論からいうと、退治はできません。
天日干しすることで、ダニが繁殖するための餌である、カビなどを発生させなくする効果や、布団にこもる湿気を下げる効果はあるので、繁殖を抑止する効果はあります。
しかし、死滅させることはできないのです。
それではどうやって退治すればいいのでしょうか。
ダニを死滅させるためには高温をかけることです!
死滅する温度は50度以上で20分。70度で即死滅。
① 布団乾燥機をかける
市販されている布団乾燥機をかけることで退治できます。
デメリットとしては時間がかかることです。高温にするために時間がかかるので、1時間以上はかけないといけません。

② コインランドリー(業務用)の乾燥機にかける
これが一番です。業務用なので、短時間で即高温でかけることができます。
業務用乾燥機であれば、即70度まで温度があがるので、10分〜20分程度かけるだけで即死滅させることができます。
デメリットはお金がかかることです。

死骸も取り除こう
ただ死滅させるだけではいけません。死骸や糞などを掃除機などで吸引することが必要です。そうしないと死骸や糞は布団に残ったままです。
吸引しなければ、呼吸器系アレルギーを引き起こします。
天日干しした時に、布団をはたくことをしますが、これは効果があります。
ほこりや、ダニの死骸を叩き落とすことができるからです。
こまめにお手入れを
一度退治したから大丈夫!ではありません。
ダニはすぐに繁殖します。こまめなお手入れが必要なのです。
頻度としては1週間に1回は掃除機で吸引を。できれば3日に1度は吸引するとよいとのことです。でもなかなかめんどくさくてできませんよね。
週末でもいいので、1週間に1度は外に干して掃除機をかけるクセをつけられると良いと思います。快適な睡眠をとるためにもぜひやってみてください。
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